皆さま、こんにちは。
イギリスで、空気の綺麗なところへ行きたい！と思ってる方にオススメの場所をご紹介しますね。
イギリスの『湖水地方（Cumbria／カンブリア）』です。
私の大好きな『Peter Rabbit（ピーターラビット）』ベアトリクス ポターさんが生み出したあのウサギの絵本の世界です☆
映画にもなりましたよね♥
場所はイギリスの北西部
カンブリアはイングランドの北西部です。
ウィンダミア湖という大きな湖が有名で、その一帯をカンブリアと呼びます。
ここにある大小様々な湖は、氷河期の終わりに自然が作り出したものです。
イギリスで最も美しい場所と呼ばれる、素晴らしい場所です。
ナショナルトラストって何？
イギリスのナショナルトラストは、ヨーロッパ最大の保護慈善団体であり、歴史的な自然の美しさを保護し、後世につないでいる団体です。
人は誰しも静寂と美しさを望むもので、自然を保護することは、結果、人々の利益につながると考えられ、活動を行なっています。
ベアトリクス ポターさんは、この団体の考えを支持していたんですね。
ポターさんの遺書には、『これまで絵本で得た印税で買った土地を、農場やコテージ、動物などをそのままに残すことを条件に、ナショナル・トラストに寄贈する』といったような内容が書かれていたそうです。
しかも驚くことに羊の目線で。
大胆な遺産の使い方を、ユーモアに表現したところも素敵ですよね。
ポターさんは、湖水地方一帯が、テーマパークや土地開発に使われることを嫌い、次々に土地を購入して自然を守っていたそうです。
自然の大切さ、動物との共存。
私にできることは何だろう、感動してるだけじゃダメだなって、あの自然を見ながら感じました。
フットパスとは
湖水地方は、お散歩やジョギングをする場所がたくさんあります。
そんな場所は、イギリス各地にあり『フットパス』と呼ばれます。
山のような丘のような場所がたくさんあり、自然に触れながら廻る楽しさがあります。
湖水地方のフットパスは迷いやすいので気をつけてください。
街のツーリストセンターには地図はありますが、文字が小さかったりと解読が難しかったです。
現地に分かりやすい看板があるとは限らないので、歩く時は時間に余裕を持って行ってくださいね。
道に迷ってしまった私は、グーグルマップに助けてもらいました。
暗くなる前に大きな通りに出られて本当によかったです。
時間帯にもよりますが、散策中に人に出会うことが少ないんですよ。
オレストヘッドからの朝やけ
オレストヘッドへの看板
ピーターラビットは他の絵本と何が違う？
そんな美しい自然の中で描かれるピーターラビットの魅力って何だと思いますか？
うさぎがジャケットを着ていてかわいい♪とかですか？
私が思うに、ピーターラビットの絵本は、内容が楽しいだけじゃないとこが魅力なんだと思います。
- マクレガーさんの奥さんに、ピーターラビットのお父さんはパイにされてしまう
- あひるのジマイマはキツネの紳士に食べられそうになる
- 綺麗好きのねずみの奥さんは、家を汚すカエルのジャクソンさんが嫌い・・・
そんな、『えっ？』ってお話がたくさんあります。
絵本の内容はどれも奥深く、『悪いことをすれば報いを受ける』、『安易に人を信用してはいけないけど、番犬のケップのように助けてくれる友もいる』のように、子供に注意を促すような世界がそこにはあるような気がします。
もちろん優しいタッチで描かれた挿絵も魅力的ですよ。
ヒルトップの窓辺にとまる小鳥
ヒルトップ外観
お水について
ロンドンなどイギリスの南部は硬水です。
まとめ
魅力は、
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ナショナルトラストによる環境保護
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ピーターラビットの絵本の世界
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フットパスでの健康維持
『湖水地方』忙しい毎日とは違う、イギリス人が守り抜いてきた自然の美しさを感じてみませんか？
Windermere（ウインダミア駅）
住所；Windermere LA23 1AH
電車で行く場合の湖水地方の玄関口です。
オレストヘッドで見つけた石垣
Ten esperanza ☆
