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【バルセロナ】カサバトリョ ガウディの残したタイルと曲線が美しい邸宅

カサバトリョ外観 旅行

皆さま、こんにちは。

バルセロナでお得に観光したい!と思ってる方にオススメの場所をご紹介しますね。
スペインバルセロナの邸宅『Casa Batllo(カサ バトリョ)』です。

私の尊敬してやまない『Antoni Gaudí(アントニ ガウディ)』先生の作品です☆

大好きな建築家なので、『ガウディ先生』と呼ばせてください。

そんなガウディ先生が設計した、生活の要素を残しながらも、独創的な曲線が生み出す『海やドラゴンの世界』を体験してみませんか?

場所はグラシア通り

カサバトリョはバルセロナの中心地、グラシア通り沿いにあります。

メトロのパセージィ デ グラシア(Passeig de Gracia)駅から歩いて1分くらいです。

近くにはブランドのお店がたくさんあり、緑の多い心地よい風の流れる歩道のある通りです。

こちらの建物は所有者は何度か変わりましたが、元々はバトリョさんのお家です。
※スペイン語で『casa』は『家』という意味です。

実はリフォーム住宅

ちょっとだけ歴史のお話をしますね。

時は19世紀末。フランスはアール・ヌーヴォーといった新しい芸術が姿を現しました。

時を同じく、スペインのカタルーニャ地方ではモデルニスモと呼ばれ、その類似した華やかな曲線の美しさが街を飾りました。

そんな中、繊維業で財を成していたバトリョさんが建物を購入し、建て替えをガウディ先生に依頼。
しかし、ガウディ先生の強い意志により取り壊されずリフォームされたそうです。
それがカサバトリョ☆

カサバトリョとアマトリェールの家

カサバトリョとアマトリェールの家

お隣のアマトリェールさんのお家です。

バトリョさんも『いいなぁ』と思ったんでしょうね。
カサバトリョが有名ですけど、通り沿いのご近所さんの家々も素敵です。

ガウディ先生もシンプルだった家をリフォームしてあの形にしてしまうのですから、天才的な建築家なのは間違いないですよね!

2年を費やしてリフォームが完成し、バトリョさんもあの家を見た時にはさぞビックリされたでしょうね。
外観だけでなく、内装も今までにない空間の演出ですからね。

そうそう、バトリョさん家族は1・2階に住み、上の階はアパートとして貸し出していたそうですよ。

今でいう不動産投資ですね。
こんな素敵にリフォームされたお家があったら貸したくなるのも、借りたくなるもの納得です。

邸宅は独創的、でも機能的です

とにかく独創的な邸宅!!

ユニークでタイルや曲線ばかり目に付くかと思いますが、建築に詳しくない私でも機能的にできているなぁと思いました。

階段や吹き抜けなどの手すりは握りやすいし、エレベーターも木の風合いでブルーのタイルが作る空間の邪魔はしません。

光を上手に取り込む窓だったり、煙突部分の雨水対策とか、住む人を考えてるガウディ先生は偉大です☆

カサバトリョの内部階段

カサバトリョ 流線型の階段

カサバトリョのエレベーターと煙突

カサバトリョ エレベーターと屋上の煙突

ミュージアムショップ

こちらのショップはデザインがおしゃれです。

モザイク柄を中心に、文房具や雑貨はもちろん、木を使った人間工学にそった家具のお土産なんてのもありました。

観光地によくあるショップより優れたものがある気がします。
オススメです!

日本人も頑張ってます

余談ですが・・・

まだ見ていないのですが、見学後に下りる新しい階段はアルミ素材で作られたチェーンのウェーブが空間を飾っているそうです。

なんとこれは、新国立競技場をデザインした建築家、隈研吾氏のデザインだそうですよ。

同じ日本人として誇らしいですね。

私の中では、アルミニウムって軽くて柔らかいけど、どこか人工物の冷たいイメージがあるんですよね。

アルミニウムのカーテンがどんな表情を見せてくれるのか、次回訪問する時の楽しみの一つです。

まとめ

魅力は、

  • ガウディ先生の作品の一つ
  • モデルニスモの曲線の美しさ
  • 邸宅の要素を忘れない設計
  • 日本人が設計に携わる誇らしさ
  • ミュージアムショップの充実

『カサ バトリョ』スペインのモデルニスモを感じたければ、訪れてみたらいかがでしょうか。

Casa Batlló(カサ バトリョ)
住所;Passeig de Gracia 4308007 Barcelona

カサバトリョの窓

カサバトリョ 美しい窓

Ten esperanza ☆

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